日本酒を世界酒に。|オシャレな日本酒ベンチャー『WAKAZE』

「日常にワクワクを仕込もう」をテーマにスタートアップした期待の日本酒ベンチャー。山形・三軒茶屋、そしてフランスにまで拠点を持ち、特にフランスでの醸造は酒蔵としては世界で初めて実現しています。

 

そんな世界的にも注目なブランド、お酒大好きキャンパーに強くお勧めしたいWAKAZEをご紹介します!

 

ワイン樽熟成日本酒やボタニカルSAKEを始めとした超チャレンジングな日本酒が必見です!実際に飲んでソムリエっぽくレビューしているので要チェックです。

 

日本の枠を超えるWAKAZEの日本酒

 

世界でも「SAKE」として親しまれるようになってきましたが、まだまだ、国内外問わず、日本酒のことを知り、その味を本当に楽しんでいる人はごく一部にすぎないでしょう。

 

そんなSAKEをWAKAZEは古代から受け継がれる伝統的な魅力と、モダンでチャレンジングなスタイルで日本酒における新ジャンルを開拓しまくっています。

 

どの製品も新鮮な驚きと、発酵が魅せるミクロな世界の奥深さにあふれ、WAKAZE本体が日本酒を愛し、楽しんでいるのがよくわかります。その雰囲気は世界の食卓にSAKEという新しい選択肢を提供し、アルコール界に大きな革命をもたらすことでしょう。

 

ワインと地ビールが好きな私には最高のブランドでした。すでに革命後の平和が訪れています。

とにかく自由な選択肢が楽しすぎるんです。

WAKAZEが強い理由はここだ!

 

まず、日本酒初心者でも手に取りやすく、説明しやすいキャッチーな味わいのものが多いです。ワインのようにフルーティーな香りが強かったり、ジャスミン茶やハイビスカスなどの花々の香りをまといスッキリとしたものだったりと、バラエティー豊富でギフト需要にも強いです。

そして、商品ラインナップが尽きることなくあり、定期的に更新できるネタになる!

これはうれしいですよね。正直贈り物とか、飲み会に持っていくお酒とか選ぶのめんどくさいときが必ずありますよね。というか、なんなら毎回同じのでもいいけど、どーせなら話題性のあるものを、、、、

っていう葛藤をお持ちの方には強くお勧めします。

意外性、その場の話題性、シリーズ性に置いて日本酒の中で右に出るものはいないでしょう。

自社ECサイトを持ち、購買後のアフターフォローも手厚いのもうれしいポイントです。

 

オススメのお酒を徹底レビュー!【試飲あり!】

ORIBIA「オルビア」

 

「世界で飲まれる日本酒を造りたい」

そんな思いから、イタリアンやフレンチなどの洋食に合わせることのできる日本酒を開発し、食卓に新しい風を吹かせてくれるお酒になりました。

 

「ボディの強い酒質」は洋食の脂肪分の多さや、ボリュームのある味付けによく釣り合い、香りの芳醇さはワイングラスで飲んだ時にこそ本領を発揮します。

 

果実味あふれる香りが食欲を刺激し、自然で心地の良い酸味と米本来の優しい甘みがいつもの食卓をより一層鮮やかに彩ってくれることでしょう。

 

試飲レビュー

一本目。色は3本の中では一番薄い。

ワイン樽で熟成しているとのことで、香りは一瞬ワインと間違うほど芳醇な香り。飲みごたえはサラッとしているが、どことなくワインのまろやかさ、コクを感じる。

 

飲み込んだ後の抜け感はワインらしいやわらかさを感じさせながらもやはり日本酒だということを認識させるアルコールの感じ方。

決して辛口というわけではなく、超甘口といってよいくらいの飲みやすさ。メーカーが推奨しているように魚料理やフルーツなど、白ワインの飲み方がおススメ。

 

製法

 

ワインの貯蔵に使用していたオーク樽で熟成し、ブドウの福雑味溢れるフルーティーな香り、オーク樽独特のスモーキーでバニラのような甘い香りがもたらされています。

 

C’est la vie 「セラヴィ」

 

2019年11月に出来たばかりのフランス・パリ醸造所「KURA GRAND PARIS(クラ グラン パリ)」から、日本上陸を果たしたばかりの日本酒です。

 

WAKAZEが「日本酒を世界酒に。」の記念すべき第一歩のSAKEで、フランス産の原料を使いフランスで醸したSAKEです。

 

そんなセラヴィは、柑橘系の爽やかな酸味、そしてフランスの硬水仕込みによるミネラル感が特徴的で、イメージとしては様々な人が行きかうパリの街で出会った人々の恋模様のような甘酸っぱい味わい。だそうです。(ワカゼ公式ニュースより引用)

 

冷蔵庫やワインクーラーで5度以下にキリっと冷やして、ワイングラスでお楽しみください。サーモンのマリネなどの料理と好相性です。

出典:https://www.wakaze.jp/news/1273/

試飲レビュー

二本目。色はルナよりほんの少し濃いくらい(ワントーン落とした感じ)。香りはルナよりも日本酒に近いがワイン酵母を使っているためか香りが鼻に入る感じはワインっぽさを感じる。

 

ルナよりも口に含んだ感覚はとろみを持っていて、ワインらしさをイメージさせてくるが口の中での味や風味の広がり方はまさしく日本酒。「日本酒を世界種に」というビジョンの通り、世界中で嗜まれているワインと、日本酒のそれぞれの良さが上手く調和している。ワインよりも日本酒のほうが好きな方にはぜひ試してもらいたい一本。

 

製法

徹底して現地産原料にこだわり、お米、水、酵母は当然のようにフランス産。さらに、実際に生産地にも足を運び生産者の方の思いまでをヒアリングし酒づくりに生かしています。

 

そして、醸造所「KURA GRAND PARIS」は、450㎡の敷地に2,500Lタンク12基、特注圧搾機、麹室など、その規模はヨーロッパ最大を誇ります。

 

FONIA TERRA 「フォニアテラ」

 

ラテン語で「大地」を意味する「テラ」。

 

使用されている食用米の「亀の尾」は無肥料、無農薬で栽培され、力強いコメの旨味に、室町時代に誕生した製法「水酛造り」が酸味をプラス。

 

生姜や山椒、柚子のスパイシー―ながらハーバルな香りと味わいが特徴です。

 

 

試飲レビュー

色は3本の中で一番濃い。色はビールっぽい。

香りはとにかくジンジャーをガツンと感じる。

 

香りを嗅いで頭の中にパッと出てきたのは、もつ煮や豚の角煮に入っている大根。生姜やタレの味が染み染み込んだ大根が口の中に入った時に広がる感覚に近い。

 

口あたりは清流に流れる水のようにさらりとしていて日本酒そのもの。肝心の味だが、これはこれまでにない新しさを感じる。

日本酒の存在をひしひしと感じながらも、コメとともに発酵した生姜が強く主張してくる。しかし、生姜だけでは辛く単調な味になってしまうのだが、ここで生姜とともにボタニカル素材として入れられている山椒と柚子が、味に奥行きを持たせており、全体をうまくまとめ上げている。

 

この味はフォニアテラにしかない味だといえるオリジナリティー溢れる一本。

 

製法

華やかな香りを与えるボタニカル素材は酒の発酵過程で投入され、酒造りに新たな発酵の過程を生み出しました。

 

本来、最後に副原料を炭化するのがリキュールの作り方ではありますが、このフォニアテラは醪(もろみ)の発酵中に投入されるのです。

 

これが味に奥行きを与えています。

 

いかがでしたか?

ただただ、おいしかったのとバラエティーが豊富で楽しいんです!

キャンプの度に違う味や種類を試して、オシャレに飲んでいけるのは地ビールだけかと思っていましたが、こんなに楽しいなら日本酒もありですね。

 

ギフトにも、もちろんお酒が好きな人も!日本酒が苦手な人にもお勧めしたいWAKAZEの日本酒でした!